ペーシング戦略の選び方
起伏レースには3つの主要なペーシング戦略があり、それぞれ明確な利点があります。均等努力ペーシングは一般的にスポーツ科学者が推奨します。レース全体で代謝ストレスを均等に分配し、グリコーゲン枯渇のリスクを最小限にします。
Abbiss & Laursen(2008)の研究では、最も成功した持久力アスリートがペースベースではなく努力ベースの戦略を自然に採用していることがわかりました。起伏コースでは、上りでのペース低下を受け入れ、平地と下りで回復することを意味します。
レース当日のプラン実行
ペーシングプランは不可欠ですが、実行には練習と適応力が必要です。区間ペースをペースバンドに印刷し、各区間境界でチェックしましょう。最初の数区間で計画と大きくずれた場合、積極的にタイムを取り戻そうとするよりも、後続の目標を調整しましょう。
上りでの心拍数に注目。心拍数が目標ゾーンを超えたら即座にペースダウン — 上りの有酸素コストは非線形で、5%余分に頑張ると20%速くグリコーゲンが枯渇する可能性があります。
結果の分析
レース後、実際のスプリットと計画のスプリットを比較しましょう。よくあるパターン:序盤の下りが速すぎる(後半の大腿四頭筋疲労につながる)、最初の大きな登りで力を入れすぎる(早期のグリコーゲン枯渇)、累積疲労による後半の登りでの予想以上の減速。
実際のタイムが予測より大幅に遅かった場合、平地PRが最新か、十分な坂道トレーニングをしたか、環境条件が追加のストレスを与えたかを検討しましょう。ヒルレース調整で今後の起伏レースの予測を改善できます。
参考文献
- (2010). Pacing Strategy in the Final 10 km of World Championship and Olympic Marathon Runners. Journal of Sports Sciences.
- (2008). Describing and Understanding Pacing Strategies During Athletic Competition. Sports Medicine.
- (2002). Energy Cost of Walking and Running at Extreme Uphill and Downhill Slopes. Journal of Applied Physiology.