LAマラソンとマリンコープスマラソン、どっちを走る?

LAマラソンとマリンコープスマラソンを徹底比較。ハリウッド下り坂コースvsDC記念碑コース、先着エントリーvs抽選、費用・天気・雰囲気の違いを解説。

クイック比較

項目 2027 ロサンゼルスマラソン - 3月7日 2026 海兵隊マラソン - 10月25日
国/地域アメリカアメリカ
開催月3月10月
平均気温12-20°C10-16°C
コースタイプNet DownhillRolling
標高差~130m net downhill~120m
参加者数27,00030,000
エントリー方法Open EntryLottery
ワールドメジャーいいえいいえ
BQコースいいえいいえ
沿道応援GoodExcellent

詳細比較

コースの特徴とレース当日の雰囲気

LAマラソンはドジャースタジアムからサンタモニカのビーチまで走るポイント・トゥ・ポイント。純下り約130mで、前半はハリウッドやビバリーヒルズの広い大通りをヤシの木を見ながら走れる。ただし後半は緩い登りが入り、前半で貯金しすぎた脚に代償が来る——18マイル以降は大腿四頭筋への負担が一気に増す。フィニッシュは太平洋が見える海辺。MCMはペンタゴン付近をスタートし、ワシントンDCのリンカーン記念堂、国会議事堂、ポトマック川沿いをループ。累積標高差は約120m。最もきついのはラスト5km——駐車場や高架道路を走る区間で応援もまばらになり、精神的にかなり追い込まれる。最後に坂を上って硫黄島記念碑でフィニッシュ。

雰囲気は正反対。LAはカリフォルニアらしいフェスティバル感覚——音楽ステージ、海風、リラックスした空気。MCMは「ザ・ピープルズ・マラソン」と呼ばれ、賞金のない世界最大のマラソン。全エイドステーションに海兵隊員が立ち、12マイル付近のブルーマイル(Blue Mile)では戦死した兵士の写真が道の両側に並ぶ。アメリカのランニング文化で最も感動的な区間の一つ。

エントリー方法と費用

LAは先着順のオープン登録。参加費は約$179〜200で、抽選もタイム基準もなし。エントリーすれば確実に走れるので、海外から航空券やホテルを早めに手配したい場合に安心。MCMは抽選制で春に受付開始。参加費は約$130で、現役軍人は無料。MCM 17.75Kの完走者には優先枠がある。抽選結果は春に発表されるため、10月のレースまでの準備期間がやや短い。日本からの参加では、確実にエントリーできるLAの方が旅行計画は立てやすい。

天気とコンディション

LAの3月は平均12〜20°Cで地中海性気候のため毎年安定して晴れる。ただし後方スタートのランナーは午後の気温上昇(20°C超)に注意。MCMの10月はDC平均10〜16°Cで、当たり年は秋晴れの絶好コンディション。2024年大会は低温快晴で理想的だったが、2023年は高温多湿でコースの一部が閉鎖される事態になった。天候の安定性ではLAが上、ベストコンディションの可能性ではMCMが上。レース天気スコアで日程ごとの予測を確認できる。

旅行プランと観光

日本からどちらの都市へも直行便がある。LAはフィニッシュ地点がサンタモニカビーチなので、完走後にそのまま海辺でお祝いできる。レース前後にはハリウッド、ディズニーランド、パシフィック・コースト・ハイウェイのドライブ、ジョシュアツリー国立公園などカリフォルニア観光と組み合わせやすい。MCMのフィニッシュは硫黄島記念碑そばのミリタリーテーマのフェスティバル会場。レース前後にはスミソニアン博物館群、ナショナル・モール、10月のバージニア紅葉が楽しめる。LAマラソンは3月、MCMは10月で約7か月の間隔があるため、同じ年に両方走ることも十分可能。

どちらを選ぶべきか

確実なエントリーとカリフォルニアの開放感を求めるならLA。オープン登録で計画が立てやすく、下り基調のコースとビーチフィニッシュは初海外マラソンにも向いている。他にはない感動体験を求めるならMCM。ブルーマイルの静寂、海兵隊員の応援、硫黄島記念碑での完走は、アメリカのマラソンでしか味わえない唯一無二の経験。どちらもBQ(ボストン予選)には不向き——タイムを狙うならヒューストンシカゴのフラットコースを検討しよう。

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よくある質問

LAマラソンとマリンコープスマラソン、コースはどちらがきつい?

難易度は近いが性質が違う。LAは130mの純下りで前半は楽に感じるが、後半で大腿四頭筋に一気に負荷がかかる。MCMは120mの起伏で一定のペース管理が必要で、ラスト5kmの駐車場区間は精神的にきつい。どちらも高速コースではない。標高調整ペースツールで各コースの影響を計算できる。

参加費はいくら?どっちが安い?

MCMは約$130(約2万円)で現役軍人は無料。LAは$179〜200(約2.7〜3万円)で時期により変動。旅行費用はLAもDCも大都市なので大差なし。レース参加費だけならMCMが$50〜70安い。

LAとMCM、天気がいいのはどっち?

LAの3月は12〜20°Cで毎年安定した晴天。MCMの10月は10〜16°Cで好条件の年は理想的だが、DCは天候の振れ幅が大きく2023年は暑さでコースが一部閉鎖された。天候の安定性重視ならLA、秋のベストコンディション狙いならMCM。レース天気スコアで確認を。

初めてのフルマラソンにはLAとMCMどちらがおすすめ?

どちらも初マラソンに向いているが体験は全く異なる。LAはオープン登録で確実にエントリーでき、下り基調のコースと海辺のフィニッシュが初心者に優しい。MCMは海兵隊員のサポートとブルーマイルの感動体験が圧倒的だが、抽選制なのでエントリーの不確実性がある。初海外マラソンで旅程を確実に組みたい場合はLAが安心。

LAマラソンかMCMでBQ(ボストン予選タイム)は狙える?

どちらもBQには不向き。LAの純下りは前半に貯金しやすいが後半で崩れるパターンが多く、MCMの起伏とラスト5kmの厳しさはタイム狙いに向かない。BQ狙いならヒューストンシカゴのフラットコースを。ボストン予選計算機で自分の目標タイムを確認しよう。

MCMのブルーマイル(Blue Mile)とは何?

MCMの12マイル付近にある約1マイルの区間で、道の両側に戦死した兵士の写真が掲げられる。ランナーは静かにこの区間を走り抜け、多くの人がレースで最も心に残った瞬間として挙げる。アメリカの軍事文化と深く結びついたMCM独自の要素で、他のマラソンにはない体験。

LAマラソンとMCMを同じ年に両方走れる?

走れる。LAは3月、MCMは10月で約7か月の間隔がある。回復と次のトレーニングサイクルに十分な時間が取れる。春のLA+秋のMCMというダブル計画を立てるランナーは多い。トレーニングプランツールで周期を設計できる。

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